こだわり03　高効率フロー

「CTP」とは

Computer To Plate の頭文字を並べたもので、コンピュータから直接刷版を出力することをいいます。以前はフィルムを出力し、そこから刷版を製作していましたが、CTP 導入後はフィルムが不要になりました。

CTPのイメージング技術

CTPのスクリーニング技術

スクリーニングの方式には、網点の大きさで階調表現するAM（伝統的な方式）と、ランダムなドットで階調表現するFM（CTP と相性の良い方式）があります。FM 方式はAM のような線数や網角度の概念がないためモアレやロゼッタパターンなど印刷の支障になる現象が起きないのが利点です。ただし、AM の網点で言う300 線数以上の精細さが要求されるため、印刷コントロールに高い技術を必要とします。
※当社はAM方式です。

高精細なCTP

当社で導入している大日本スクリーン社製サーマルプレートレコーダーPT-R4100は、2400dpiの高精細な出力解像度を持ち、1時間あたり10版の出力速度をほこるプリプレス機で、さまざまな商業印刷に対応することが可能です。